類稀なシュートセンスはEUROでも炸裂するか スペイン代表のカギ握るヤングスター

オルモはジョージア戦、コソボ戦と連続ゴールを挙げた photo/Getty Images

2試合連続のビューティフルゴールを決める活躍ぶり

FIFAワールドカップ・カタール大会に向けた欧州予選が3月26日から行われており、スペイン代表はギリシャ、ジョージア、コソボの3カ国との試合を終えて2勝1分の成績で今回のインターナショナルマッチウィークの幕を閉じる結果となった。

2022年に行われる大会の予選ということもあって結果だけを見れば順調な滑り出しと言えるが、6月に予定されているEURO2020に向けた数少ない実践機会と考えると、不安が残る試合となったことは間違いない。

だが、何も悪いことばかりではない。若い選手がこの3試合で存在感を発揮してくれたことは、EUROに向けてポジティブな話題と言える。そして、その中心にいるのがRBライプツィヒで活躍中のダニ・オルモだ。

ここまでの欧州予選全試合に出場している同選手は、類い稀なシュートセンスを持ち合わせており、今回は2得点を挙げてチームに貢献している。劇的勝利となったジョージア戦でのゴールしかり、3発快勝となったコソボ戦での口火を切る先制点はまさにオルモのシュートセンスが光ったゴールとなっていた。更にコンビを組んだホセ・ガヤ、ジョルディ・アルバの両名との連携面もすこぶる良く、相性の良さが感じられた。特に大外のオーバーラップが多いアルバとの組み合わせは、中にポジションを取るオルモとのプレイエリアでの渋滞もなくチーム全体の攻撃力を引き上げており、彼らのコンビはラ・ロハの武器として対戦相手の脅威になると考えられる。

この両名の活躍について西『SPORT』はチーム内で2番目となる「7」の高評価を付けている。特にオルモに関しては「成長が著しく、試合が行われるたびに成熟度が増している」と急成長を遂げている同選手を高く評価しており、EUROでの活躍が期待される。

オルモはまだ22歳と若い。今季は活躍の場をドイツに移しており、加入1年目にして公式戦38試合に出場と替えの利かない選手だ。加えて代表でもこの活躍で、急成長ぶりを見せつけている。シーズン終了後に行われるEURO本大会だが、スペイン代表のカギを握っているのはこの男かもしれない。

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