機能し始めたトッテナムの“最強3トップ” 来季CL出場に導けるか

ベイル(左)はようやく本来の姿を取り戻してきた photo/Getty Images

今季ローンで復帰したベイルが復調

ジョゼ・モウリーニョ率いるチームが復調の気配を見せてきた。トッテナムは、現地時間3月7日に行われたプレミアリーグ第27節でクリスタル・パレス相手に4-1で完勝し3連勝を飾った。

今季のトッテナムで注目されたのがレアル・マドリードからローンで復帰をはたしたガレス・ベイル。エースのハリー・ケイン、プレミアリーグを代表するアタッカーに成長したソン・フンミンからなる3トップは、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノで形成するリヴァプールの“フロント3”にも匹敵する脅威となるはずだった。

しかし、目玉のベイルがコンディション不良とプレミアリーグへの再適応に苦しみ、トッテナムの攻撃はケインとソンへの依存が顕著となる。得点だけでなくアシストマシーンとしても開花したイングランド代表FWの負傷離脱や、開幕からゴールラッシュを見せてきた韓国代表FWの得点ペースが落ちると、それに比例するようにチームの順位を落としてきた。

そんな中、ヨーロッパリーグでは先発の出番を与えられるなど、徐々にチームにフィット仕出していたベイルがついに爆発する。リーグ戦でも先発メンバーに名を連ねるようになったウェールズ代表FWは、第26節のバーンリー戦に続きクリスタル・パレス相手にも2ゴール。リーグ戦が終盤に差し掛かる中、ようやくそのポテンシャルを発揮し始めたといっていい。

ベイルの復調によってこれまで負担がかかっていた前線2人への依存が和らぎつつある。この日2ゴールのケインはゴール数をリーグ2位の16に伸ばし、13を記録し首位につけるアシスト王とのダブル受賞が視界に入る。また、得点ペースを落としていたソンだが、ベイルやケインのアシスト役として機能しており9アシストを記録。ウェールズ代表FWがゴールスコアラーとして君臨することで、2人もゴールやアシストにとらわれずに各々の役割を担うことが可能になった。

また、クリスタル・パレス戦では出番がなかったものの、ベンチにはデル・アリというタレントも控えている。攻撃のタレントが戻ってきたトッテナムにとってチェルシー、エヴァートン、ウェストハム、リヴァプールなどライバルが多い来季のチャンピオンズリーグ出場権争いに割って入る戦力が整ってきたといえるのではないか。

ケイン、ソン、ベイルを中心に攻撃のタレントが機能し始めたトッテナム。モウリーニョ率いるチームがどのようなが逆襲劇を見せ上位争いに加わっていくのか。終盤戦の戦いからは目が離せない。

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