ようやく訪れた歓喜の時
1試合だけで選手の評価とは変わるものだ。
19日にクリスタル・パレスと対戦したリヴァプールは7-0の大勝を収めたが、その口火を切ったのは日本代表FW南野拓実。サディオ・マネのパスに反応し、巧みなキックフェイントから強烈なグラウンダーシュートを叩き込んでみせた。
南野はなかなかゴールを決められず苦しんでいたが、ついにプレミア初ゴールを奪うことに成功。ゴール後には本人も安堵したような表情を見せていたが、これで少しプレッシャーから解放されたはず。
英『HITC』によると、リヴァプールサポーターからの反応も上々だ。ここ最近の南野は運動量の部分が評価されていたが、そこに得点力もプラスされればどうなるのか。運動量もあってゴール前での精度も高い。そんな選手になってほしいとの期待が南野にはかけられている。
「今日の南野はトップパフォーマンスだった」
「南野はハフェルツより良い」
「南野のファーストタッチが大好きだ。ネドベドを思わせるね」
ユヴェントスなどで活躍した元チェコ代表のネドベドといえば、運動量も豊富なワールドクラスのMFだった。南野にリヴァプールのネドベドになってほしいと考えているサポーターもいるようで、何とかクリスタル・パレス戦の勢いを継続したいところだ。