今季CLでダークホースとなれるか ドイツの古豪が欧州の舞台を荒らしにかかる

今季CLで決勝トーナメント進出を決めたボルシアMG photo/Getty Images

レジェンドもGL突破を称賛

今季チャンピオンズリーグ開幕前、彼らのグループリーグ突破を予想していた人は決して多くなかったかもしれない。しかし、ドイツの古豪はそんな下馬評を覆して見事に決勝トーメント進出を決めてみせた。

その古豪とは、ブンデスリーガのボルシアMG。2016-17シーズン以来4年ぶりのCL出場となった同クラブだが、その戦いぶりは堂々たるものだったと言っていい。GL6試合で積み上げた勝ち点「8」は決勝トーナメントに進出したクラブの中で最も少ない。しかし、レアルやインテルといったビッグイヤー獲得経験のあるクラブがひしめくグループを勝ち抜いた意味は大きい。

勝ち点が少なくても、突破は突破。素直にこのボルシアMGの決勝トーナメント進出は、称えられるべきことと言えるだろう。そんななか、かつてバイエルン・ミュンヘンなどで活躍した元ドイツ代表MFローター・マテウス氏も、このボルシアMGの快挙に称賛の言葉を送っている。独『Sport Buzzer』が伝えた。
「ボルシアMGは間違いなくGL突破に値する戦いぶりだったよ。レアルとの最終節では思うようなプレイを披露することができなかったが、この結果はそれまでの試合で彼らが奮闘したことに対するものだ。今季のCLで彼らは我々に感動を与えた。特に最初の数試合は素晴らしかったよ。レアル戦はここ数カ月で最悪のゲームの一つとなってしまったけれど、大事なのはGLを突破できたか否か。この結果は誇りに思っていい」

最後の2試合こそ敗れてしまったものの、GL全体を通して評価に値するパフォーマンスを披露していたボルシアMG。そのスカッドにDFマティアス・ギンターやMFフロリアン・ノイハウス、FWマルクス・テュラムといった実力者を揃えるドイツの古豪は、はたして決勝トーナメントでどのような戦いを披露してくれるのだろうか。もしかすると、2020-21シーズンに欧州最高峰の舞台で台風の目となるのはこのクラブかもしれない。

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