レアル相手に見事なパフォーマンス
28日、レアル・マドリードは早くもリーグ戦3敗目を喫してしまった。しかも対戦相手は格下のアラベスで、エデン・アザールが負傷したことを含めてもショックの大きい敗北だ。
一方のアラベスはレアル戦に勝利したことで5試合連続で負けなしとなった。10月31日にはバルセロナとも1-1で引き分けており、なかなか不気味なチームだ。
中でも今回のレアル戦でチームを勝利へ導く働きを見せたのが、32歳のFWルーカス・ペレスだ。レアル戦では自慢のスピードを活かして何度かカウンターアタックを仕掛け、前半にはPKから貴重な先制点も奪った。これで3試合連続得点だ。
ルーカス・ペレスといえば、アーセナルでプレイしていた経験もある選手だ。しかしアーセナルがFWアレクサンドル・ラカゼットを獲得したこともあり、出番は減少。デポルティーボへのレンタル移籍を挟み、ウェストハムにたった400万ポンドの移籍金で放出されている。
2019年からはアラベスの選手としてリーガ・エスパニョーラの舞台に戻ったのだが、英『HITC』はレアル戦のパフォーマンスを見た一部のアーセナルサポーターからルーカス・ペレス売却を嘆く意見が出ていると取り上げている。
ルーカス・ペレスはプレミアリーグの環境に合わなかったのかもしれないが、アーセナルでももう少しチャンスは与えられても良かったのかもしれない。
「ルーカス・ペレス戻ってきてくれ」
「ルーカス・ペレスはラファエル・ヴァランを振り切れる珍しい選手の1人だ」
「ルーカス・ペレスがアーセナルで機能しなかったのは残念。インクレディブルな選手だ。アーセナルでは適応に必要な時間が与えられなかった」
「ルーカス・ペレスは同じ時間があればラカゼットより得点を奪うだろう」
現在のアーセナルは得点力不足に陥っており、ラカゼットも今一つチームに貢献できていない。サポーターが今の前線に不満を抱くのも無理はない。苦戦が続いていることから、ルーカス・ペレスの活躍を羨ましく思うサポーターもいたようだ。