ウパメカノの後釜候補に浮上する“無名のCB” キプロスでプレイする22歳DFとは

キプロスのクラブでプレイするサライ photo/Getty Images

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スカウト部門は高評価か

どうやらRBライプツィヒが目をつけたのは、地中海に浮かぶ島国でプレイする無名選手のようだ。同クラブが今後の移籍市場で引き抜かれる可能性が高くなっているフランス代表DFダヨ・ウパメカノの代役候補として、ある一人の若手DFを確保しに向かっているという。

今夏移籍市場でこそライプツィヒに残留したものの、将来的にビッグクラブからの誘いが絶えなくなることが予想されるウパメカノ。優秀な選手だけに、引き抜かれるとなれば同クラブにとっては間違いなく痛手だ。そんな状況もあり、彼らは将来のウパメカノ流出に備えて彼の後継者候補確保に今から動いている。

そして、その標的となっているのが冒頭で触れた無名選手だ。その名はアッティラ・サライ。22歳のハンガリー代表DFで、2020-21シーズンはキプロスのアポロン・リマソールでプレイしている。欧州トップシーンとは少し距離を置いた場所におり、なかなか注目は集まりづらい。
しかし、そこは新たな才能の目利きに絶対の自信を持つライプツィヒ。独『Spox』によると、これまで多くの原石を見出してきた同クラブのスカウト部門は、サライもいずれトップレベルで戦えるだけのポテンシャルを備えていると判断しているようだ。身長192cmのサイズを活かした空中戦の強さと、両方の足で遜色なくボールを扱えるのがサライの武器。年上ではあるものの、ウパメカノの後釜として彼は十分なポテンシャルを備えていると言っていいか。

ハンガリー代表選手ということで、GKペテル・グラーチとコミュニケーションを取れるという点もサライにとっては大きいはず。全くの無名と言っていい22歳のCBだが、意外にもライプツィヒにはうまく馴染む可能性が高いか。

主力を引き抜かれても、次々と若い選手が成長するライプツィヒ。ウパメカノの次にヒットするCBはこのハンガリー代表DFということとなるのだろうか。まだ獲得に動くかどうかは不透明だが、サライが加入となった際にはチームの大きな戦力となるかもしれない。

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