ドルトムントの怪物はもう止まらない 2年目も得点量産する規格外の20歳

ドルトムントで今季も得点を量産するハーランド photo/Getty Images

弱冠20歳でワールドクラスの仲間入り

真のワールドクラスとなるためには、ブレイクシーズンの次が勝負。たった1年目覚しいパフォーマンスを披露したからといって、次のシーズンも同じように活躍できる保証は何もないのが勝負の世界だ。2年目の壁というのは若手が一流となるために乗り越えなければならないものであり、それを打ち破ることができずに忘れ去られてしまった選手もサッカー界には少なくない。

2020-21シーズンの開幕前、ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドにもそんな不安は付き纏っていた。昨季ザルツブルクでブレイクした勢いそのままにドイツでも圧巻の得点力を見せつけた同選手だが、相手チームに時間をかけて研究されれば通用するかはわからない。「将来的にバイエルンのロベルト・レヴァンドフスキと肩を並べる選手になるためには、今季が最も重要」。シーズン序盤、独『Sport Buzzer』もハーランドに関してはこのような見解を示していた。

しかし、そういった周囲の心配をよそにハーランドは今季もドルトムントで大活躍している。ここまで公式戦12試合に出場して早くも15ゴール。1試合につき1ゴールを優に超えるペースで、同選手は得点を量産しているのだ。この活躍には、ドルトムントのスポーツディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク氏も大満足。同氏は独『kicker』に対して、ハーランドはもう紛れもないワールドクラスになったと次のように語る。

「アーリングは本当にビッグな選手になるために必要なものを全て備えている。まだ20歳の選手だが、私は彼がすでにワールドクラスの領域に到達したと思っているよ。そんな選手がドルトムントでプレイしていることをとても嬉しく思う。アーリングは恐れを知らない。非常に野心的で、このままいけば我々が見たことのないような場所までたどり着いてしまうかもしれないね」

多くの若手選手にとって勝負となる2年目の壁を、あっさりと乗り越えつつあるハーランド。まさに規格外。はたしてノルウェー産の神童FWは、今後のキャリアでどれだけ大量のゴールを奪うこととなるのだろうか。リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの二大巨頭がベテランの域に足を踏み入れた現在、サッカー界では新たな怪物が順調に成長している。

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