浮沈のカギ握るはこの21歳か スパーズが待つ次世代DFリーダーの戦列復帰

昨季後半戦から頭角を現したタンガンガ photo/Getty Images

攻撃陣が好調な一方で

2020-21シーズンのプレミアでここまでリーグトップの総得点「18」をマークし、攻撃陣が好調なトッテナム。韓国代表FWソン・フンミンやイングランド代表FWハリー・ケインを中心に得点を量産する彼らの前線を止められるチームはもうないのか。そう思わせるほど、スパーズの攻撃は破壊力満点だ。

しかし、その一方で守備には一抹の不安が残る。ここまで総失点こそリーグで4番目に少ない「9」で凌いでいるトッテナムだが、実際に試合を見てみると細かなミスや荒さが目立つシーンも散見される。これについてはジョゼ・モウリーニョ監督もかなり気にしているようで、先日は「守備のミスさえ切り詰めることができれば、我々は本当に素晴らしいチームになる」と述べている。このことからも、守備の整備はスパーズにとって自他ともに認める“急務の課題”と言っていいだろう。

では、その課題に対してトッテナムは今後どのようにアプローチしていくのだろうか。英『football.london』が勧めるのは最終ラインにおける若手の登用だ。現在のスパーズはセンターバックとしてエリック・ダイアーやトビー・アルデルヴァイレルト、ダビンソン・サンチェスといった選手を起用しているが、同メディアは彼らより若い世代をもっと活用すべきだと主張。その中で積極起用されるべきと推されるのが、昨季トップチームデビューを果たした21歳のジェイフェス・タンガンガだ。

現在は負傷による欠場が続いているタンガンガ。その影響でモウリーニョ監督はこの若者を使うに使えなかったのだろうが、復帰となった暁には彼をスタメンに固定すべきだと『football.london』は考えている。他の現地メディアやファンの中には、今夏スウォンジーから加入した23歳DFジョー・ロドンの積極起用を求める声も。しかし、ロドンは移籍時期の関係により今季ヨーロッパリーグで登録メンバー外となっている。疲労蓄積を考慮して使い分けるという選択肢もあるが、今のトッテナムに必要なのは新たな守備陣の軸となる存在。そうした点を考慮するならば、いずれのコンペティションにも出場資格があるタンガンガの方が優先されるべきと同メディアは主張しているわけだ。ロドンの活躍にも期待したいのだが、軸という話であればそういった結論に至るのも無理はないだろう。

現時点で復帰時期は未定となっているものの、そろそろ戦列に戻ってくるとの情報も現地メディアによって伝えられているタンガンガ。昨季後半戦から公式戦11試合に出場した若き守備者には、モウリーニョ監督も大きな期待を寄せているはず。はたして、タンガンガは今後トッテナムの守備を統率する新たなディフェンスリーダーとなることができるか。2020-21シーズン、スパーズにおいて浮沈のカギを握っているのはこの21歳かもしれない。

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