もうデ・ヨング&デ・リフトに続く逸材 アヤックスで輝く“2人”のヤングスター

アヤックスのグラフェンベルフ photo/Getty Images

CLの舞台で本格的にお披露目

昨夏にはバルセロナへMFフレンキー・デ・ヨングを売却し、同じく昨夏にはユヴェントスへDFマタイス・デ・リフトを売却するなど、最近もアヤックスの育成システムは存分に効力を発揮している。

そんなアヤックスの恐ろしいところは、すでに彼らに続きそうな若手実力者が出てきていることだ。

21日にはチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節でリヴァプールに敗れたものの、このゲームでも印象に残る若手はいた。
英『BT Sport」にて元マンチェスター・ユナイテッドDFリオ・ファーディナンド氏が絶賛したのは20歳DFペール・スフールス、18歳MFライアン・グラフェンベルフの2人だ。

あと1か月ほどで21歳の誕生日を迎えるスフールスは、デ・リフトと同じ1999年生まれの大型センターバックだ。同級生デ・リフトに比べるとブレイクは遅れたかもしれないが、オランダ代表候補にも入ってきている実力者だ。

アヤックスのスフールス photo/Getty Images

英『BT Sport』にてファーディナンド氏も「若いセンターバックのスフールスは非常に良いね。リヴァプールに対する彼のプレイから、デ・リフトの代役には良い選手と思ったよ」と称賛する。

もう1人のグラフェンベルフは、2年前の2018年に16歳と130日の若さでエールディヴィジデビューを果たした超早熟の怪物だ。

190cmとサイズもあり、今やすっかりアヤックスの主力となっている。このまま成長すればビッグクラブ移籍の道も本格的に見えてくる。

「クラブでセードルフの最年少出場記録を破ったグラフェンベルフも非常に自信があるように見える。落ち着いていて、このレベルに慣れているようだった」

ファーディナンド氏はグラフェンベルフをこのように称賛する。

次々と優秀な若手を輩出するところにアヤックスの凄さがあり、デ・リフトとデ・ヨングに次ぐヤングスターが出てくる予感も漂っている。成績だけでなく、若手の成長ぶりをチャンピオンズリーグで確認するのもアヤックスを見る際の面白いポイントだ。

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