魅惑の“アタッカー5人衆” アタランタをも呑み込むナポリの攻撃に注目すべし

強力攻撃陣擁するナポリ photo/Getty Images

開幕から絶好調

今やセリエA屈指の攻撃自慢となっているアタランタをねじ伏せたのは、これまた攻撃力に磨きがかかったナポリだった。

17日のセリエAではミラノ・ダービーも大きな注目を集めたが、その前に行われたナポリVSアタランタの一戦も見逃せない好カードだった。

先にゲームを動かしたのはナポリで、前半だけで4点を奪う怒涛のゴールラッシュを展開。アタランタを圧倒し、4-1で勝利してみせた。

注目したいのはゴールを決めた顔ぶれだ。まず口火を切ったのは、昨夏に加入してから苦戦が続いていたFWイルビング・ロサーノだ。

メキシコ代表でもプレイしてきたロサーノは確かな実力を持ったアタッカーで、オランダのPSVでもゴールを量産していた。昨夏ナポリへ移籍した際には大きな注目を集めたのだが、セリエA1年目はやや苦い結果となってしまった。

しかし今季は序盤から戦力になっており、このゲームでも前半23分と27分にゴールを決めてみせた。何より昨季はリーグ戦で4得点止まりだったが、今季はすでにそれと同じ4得点を奪っている。ブレイクの時は近いと言えよう。

さらに30分には今冬にインテルから買取義務付きのレンタルで加入したFWマッテオ・ポリターノがゴールを記録。ナポリはホセ・カジェホンを今夏に失ったが、右サイドを主戦場とするレフティーのポリターノがフィットすれば問題ない。こちらも今季早くも2点目で、ナポリの新前線ユニットは早い段階から機能し始めている。

そして仕上げは今夏にリールからボーナス含め8100万ユーロとされる移籍金で加わったナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンだ。

ナポリにとって今夏最大の目玉補強となったオシムヘンは、1年目からセリエA得点王争いに顔を出す勢いでゴールを量産してほしい選手だ。オシムヘンにとってはアタランタ戦の一撃が今季初得点となり、ひとまず気持ちの部分で落ち着けたのではないか。今後の爆発に期待だ。

またゴールこそなかったが、長くナポリを引っ張ってきたドリース・メルテンスも先発している。メルテンスもリーグ戦で二桁得点を狙える実力を持っている。さらには負傷離脱しているFWロレンツォ・インシーニェも戻れば、ナポリには魅惑の攻撃陣が揃うことになる。

『90min』もこの5人による前線ユニットに注目しており、驚異の攻撃ユニットを軸にナポリは頂点を目指していくことになる。

第3節のユヴェントス戦こそ新型コロナウイルスの影響もあって不戦敗となったが、実質3試合を戦って12得点1失点。現段階では14得点のアタランタに次ぐリーグ2番目の得点数を稼いでおり、今季はナポリの攻撃にも注目していく必要がありそうだ。

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