現役時代の自分なら…… レジェンドが分析するファン・ダイクの弱点

リヴァプールのファン・ダイク photo/Getty Images

「私は彼にとって最大の悪夢になっていたかも」

昨季はプレミアリーグ優勝を果たしたリヴァプールのディフェンスリーダーとして、各方面から最高級の評価を得ていたオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク。しかし、2020-21シーズンに入ってからというもの、彼の評判に少しだけ疑問を抱く人物が増えてきた。

先日はかつてアーセナルで活躍したソル・キャンベル氏が、このオランダ代表DFに関して「自身を苦しめるFWがいなければ、人は時に気を緩めてしまうもの」と発言している。昨季あまりにも他を圧倒するパフォーマンスを披露しただけに、現在ファン・ダイクの気が緩んでしまっているのではとの指摘だ。

実際、今季のファン・ダイクはらしくないプレイも増えており、失点に直結するミスも散見される。基本的には以前と変わらぬ姿を見せているのだが、パーフェクトと言えるかどうかは怪しいところだ。そんなリヴァプールの守備者に関して、かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元イングランド代表FWアンディ・コール氏もコメントを寄せている。英『Daily Mirror』が伝えた。

「ファン・ダイクは本当に良い選手だ。私は彼と対戦してみたかったよ。自分が全盛期だったらどうなるか、試してみたいと常に思っている。現役時代の私は相手DFの弱点を見つけ出すのが得意な選手だった。ここ数ヶ月で、自分ならファン・ダイクをどう攻略するかというのも考えたりしているよ」

「彼は車で例えるならば、ロールス・ロイスのようなDFだ。だが、彼は裏を取られた後に相手を追いかけるのを苦手としているように映る。そして、それはかつて私がアタッカーとして最も得意としていたプレイだ。もしファン・ダイクと対戦していれば、私は彼にとって最大の悪夢となっていたかもしれないね」

自分が選手だったら、“現プレミア最強DF”との呼び声も高いファン・ダイクをどう崩しにかかるか。ユニークに話しているが、コール氏はオランダ代表DFには弱点が存在すると指摘している。スピードにも定評のあるファン・ダイクだが、相手を追いかけながらという状況での対応は少し苦手としているか。

“世界最高級DF”という評価にやや翳りが見える現在のファン・ダイクだが、はたして彼はこの現状を今後どのように打破していくこととなるのだろうか。一度頂点に立った選手として、現在彼は大きなプレッシャーを背負っているかもしれない。しかし、リヴァプールがプレミア連覇を果たすためには、再び完璧な彼のパフォーマンスが必要となってくるはずだ。

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