アワール獲得困難で注目が
今夏に攻撃的なMF獲得を望んでいたアーセナルは、リヨンのMFフセム・アワールに目をつけていた。
しかし仏『RMC Sport』によれば、リヨン側に今夏アワールを手放す考えはないという。アワール獲得失敗となれば、アーセナルにとってショックは大きいだろう。
今のアーセナルにはレアル・マドリードからレンタルで加わっているMFダニ・セバージョスがいるものの、セバージョスだけでは中盤の創造性が不足している。アワールのような選手は必要だ。
ではアワールに近い仕事をこなせるのは誰なのか。これはMFメスト・エジル以外にないだろう。
エジルは指揮官ミケル・アルテタの構想に入り切れず、今季も出番がない。中盤の序列で1番手へ返り咲くのは難しいかもしれない。
それでも英『Daily mirror』は、アワール獲得失敗によってエジルへの扉がもう1度開くかもしれないとベテランのチャンスメイカーにスポットを当てている。
エジルのコンディション次第だが、好調時は今でも特別な違いを作れるはず。ヨーロッパリーグの戦いもあるため、エジルにチャンスを与えるのも悪くないだろう。
果たして左のチャンスメイカー復活シナリオはあるのか。現陣容ならばエジルこそ中盤で最も創造性のある選手のはずだ。