インテル、SDが明かした獲得と退団が噂される2人のキーマンの現状

今夏の去就に注目が集まっていたシュクリニアル photo/Getty Images

シュクリニアルは今夏残留へ

インテルのスポーツディレクターを務めるピエロ・アウジリオ氏が、獲得と退団が噂されている2人のキーマンについて口を開いた。

2009-10シーズン以来、11シーズンぶりのスクデット獲得を目指すインテル。アントニオ・コンテが指揮官に就任して2年目ということもあり、昨季以上に飛躍に期待がかかっている。そんな中で、注目が集まっているのが夏の移籍市場における動向だ。

今夏は新型コロナウイルスの猛威により、多くのクラブがあまり補強を行えない状況。インテルはもちろん、例外ではないはずだ。ただ、同クラブのスクデットに対する本気度が窺える移籍市場となっている。近年積極補強を行ってきたこともあり、ここ数シーズンに比べたら見劣るかもしれないが、同クラブは今夏もピンポイントでビッグネームの獲得を敢行。アレクサンダー・コラロフやアシュラフ・ハキミ、アルトゥーロ・ビダルなどを獲得している。
そして、インテルの補強の噂はまだまだ挙がっており、注目を集めているのがチェルシーに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテだ。コンテ監督がインテルで同選手との再会を熱望し、交渉を行っているなどと伝えられていた。しかし、『DAZN』のインタビューに応じたアウジリオSDはこれを完全否定。「彼はチェルシーにとって重要な選手であり、定期的にプレイしている。そのため、移籍市場には出ていない。実際に、うちのチームには8名ものMFがいて、彼らと一緒にシーズンを開始している」と述べた。

一方で、ちょっとした懸念材料も。補強ではないが、現在インテルで大きな話題となっているのがスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルの去就だ。 CBの補強を目指すトッテナムが獲得に動いているとされたが、アウジリオSDは同選手について「彼は市場に出していない」とコメント。「トッテナムと会談を行なったのは事実だが、シュクリニアルは市場に出ていないと、繰り返し述べてきた。すでにゴディンが守備陣から離れており、シュクリニアルも失うことは考えられない」と明かしている。

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