ウィリアンもハメスもヴェルナーも大暴れ プレミア“新戦力”がド派手スタート

エヴァートンのハメス photo/Getty Images

早くも新戦力が大当たり

開幕節1試合のみで判断すべきではないだろうが、開幕したイングランド・プレミアリーグでは早くも新加入選手たちが輝きを放っている。

まず開幕節でフラムを3-0のスコアで撃破したアーセナルでは、リールから獲得したDFガブリエウ・マガリャンイスとチェルシーから獲得したFWウィリアンの2人が躍動。特にプレミアデビュー戦となったガブリエウが1得点の結果を残したことは大きく、アーセナルにとっては非常に意味のある開幕節となった。

さらに積極補強をおこなったエヴァートンでは、MFハメス・ロドリゲス、アラン、アブドゥライエ・ドゥクレの3人がさっそく先発出場。難敵トッテナムを1-0で撃破することに成功し、3人のパフォーマンスも高く評価されている。いきなり新戦力3枚がフィットしたのは大きい。
チェルシーではライプツィヒから獲得したFWティモ・ヴェルナーが圧巻のスピードを披露。ゴールとはならなかったが、スピードを活かしてPKを獲得するなど今後に期待が持てるパフォーマンスを見せてくれた。

ウェストハムとの開幕節を2-0で制したニューカッスルではボーンマスから獲得したFWカラム・ウィルソンがさっそく得点を記録。得点力不足に悩まされてきただけに、イングランド代表経験もあるウィルソンには期待がかかる。

レスター・シティではアタランタから獲得したDFティモシー・カスターニュが得点を記録。アタランタといえばセリエAトップクラスの攻撃集団として有名だが、そこで活躍してきたサイドバックのカスターニュがさっそく攻撃面で貢献することになった。

英『Daily Mail』は、ガブリエウ、ウィリアン、アラン、ヴェルナー、ウィルソン、カスターニュ、さらにバーンリーからニューカッスルに移籍したMFジェフ・ヘンドリックの7人には開幕節で10点満点中8点と極めて高い評価を下している。新戦力で8点評価を受けたのは彼らだけだ。

アタランタからレスターへ移籍したカスターニュ photo/Getty Images

それに次いでハメスとドゥクレが7点、ノリッジ・シティからニューカッスルに移籍した攻撃的サイドバックのジャマール・ルイスも7点、リヨンからウォルバーハンプトンに移籍したDFマルサウも7点と高い評価を得た。

得点を決めた者も多く、新戦力の活躍が目立った開幕節だったと言えるのではないか。

特に中堅クラブのニューカッスルの補強がヒットしているのは興味深い。目玉だったウィルソンは得点を決め、若手サイドバックのルイスもいきなりのフル出場だ。また、ニューカッスルはボーンマスからMFライアン・フレイザーの獲得も決めている。

フレイザーといえばアーセナルも目をつけていた選手で、フレイザーは15日に行われたブラックバーンとのEFLカップにて得点を記録。チームの1-0勝利に貢献している。

ボーンマス、ノリッジは昨季降格を味わったクラブで、ニューカッスルはそこからウィルソン、フレイザー、ルイスを引き抜いた。それがいきなり当たった格好となり、今後もヒットが続くのか注目していく価値はありそうだ。

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