華麗なるチャンスメイカーへの変貌 ゲルト氏に続きトーマスも“伝説のミュラー”に

バイエルンのミュラー photo/Getty Images

ゲルト・ミュラーと比較してもいいレベルか

ゴールを量産するタイプだった若手時代から一転、世界トップクラスのチャンスメイカーへと姿を変えた者がいる。

本来この変化は難しいのだが、いとも簡単に成し遂げたのがバイエルンFWトーマス・ミュラーだ。

ミュラーはドイツ代表とバイエルンの両方で常に1、2を争う点取り屋だったが、30歳で迎えた昨季はチャンスメイカーへと変貌。
ロベルト・レヴァンドフスキらにチャンスボールを提供し続け、シーズンで26アシストも記録してみせた。

加えてミュラーはチームのために走れるハードワーカーであり、チームを引っ張るリーダーシップも持ち合わせている。キャラクターの面でも非常に優れた選手なのは間違いない。

英『Daily Mail』によると、かつてバイエルンでミュラーを指導したユップ・ハインケスもその能力を絶賛する。

「私にとって彼の個性やプレイスタイルは、ゲルト・ミュラーと並んでドイツサッカー史上最も優れたものだ。彼は常にチームプレイヤーであり、勤勉であるところをもう1度示したね。彼はピッチの原動力で、これまで以上にそれは明らかなものとなっている」

ミュラーは新シーズンもチームに欠かせぬリーダーとしてピッチに君臨することだろう。

ハードワーク出来るところもミュラーの長所であり、バイエルンの歴史に残る特別な選手であることは間違いない。

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