NEXTカカー、ジェラード候補も ドルトムントに揃う“5人”のヤングスター

ドルトムントのフェライ photo/Getty Images

今季も若手ブレイクの予感

今や世界屈指の若手育成軍団として有名な存在となったドルトムントは、今季も若手をブレイクさせてくるのだろうか。

昨季は17歳のアメリカ人MFジョバンニ・レイナもブレイクの兆しを見せ始めていたが、新シーズンも爆発しそうな若手が数名いるのだ。

まず1人目はレアル・マドリードからレンタルで獲得した18歳のブラジル人MFレイニエル・ジェズスだ。
元ブラジル代表MFカカーと比較されることもあるレイニエルは、レアルが目をつけただけあって才能は本物と期待されている。

昨季にはレアルからレンタル移籍していたDFアクラフ・ハキミが大ブレイクを果たしており、レイニエルもハキミと同じ2年契約でドルトムントへ加入している。この2年間でワールドクラスのタレントへ成長することが目的となるだろう。

攻撃的MF、ウイングとしてプレイすることが可能で、マルコ・ロイスやジェイドン・サンチョ、レイナらとポジションを争っていく格好となるだろう。

2人目はすでに世界的に有名な存在となりつつある17歳MFジュード・ベリンガムだ。

バーミンガムからやってきたU-21イングランド代表MFのベリンガムは、先日のU-21欧州選手権のコソボ戦でゴールまで決めている注目のMFだ。

スティーブン・ジェラードと比較されることもあり、ドルトムントではエムレ・チャンやアクセル・ヴィツェルらとポジションを争うことになる。いきなりスタメンは難しいだろうが、途中出場からチャンスは与えられるはず。そこでインパクトを残せば早々にレギュラー奪取もあるかもしれない。

3人目は19歳のオランダ人MFイマニュエル・フェライだ。

こちらは今夏のプレシーズンで一躍有名な存在となった。8月に行われたオーストリア・ウィーン戦、パダーボルン戦、さらに今月7日に行われたスパルタ・ロッテルダム戦で1得点ずつ記録。

ブンデスリーガ公式も2017年にAZのアカデミーからやってきたフェライの才能を高く評価しており、トップチームで出番を掴むのも時間の問題と見ている。

すでにU-20ドイツ代表でプレイするムココ photo/Getty Images

4人目はこのリストでも最年少となる15歳のFWユスファ・ムココだ。

こちらも15歳ながら有名な存在で、同世代のDFでは止めるのが不可能なレベルになっている。

あのアーリング・ハーランドも、「僕が15歳の時より遥か上」と絶賛していた。実力だけで判断するなら、もうムココはブンデスリーガでもネットを揺らせるレベルにあるのではないか。

ドルトムントもセンターフォワードの層は決して厚くないため、ムココは早く戦力とカウントしたい逸材だ。

先頭で紹介したレイナにも本格ブレイクの期待がかかっており、今季のドルトムントではこの5人の若手が大暴れする可能性がある。王者バイエルンを追いかけつつ、若手の育成面でもドルトムントには注目が集まる。

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