マンUに必要なのは絶対的ストライカー 勧められる“頼れる9番”の確保

2019-20シーズンの終盤戦には強力3トップが活躍したマンUだが…… photo/Getty Imgaes

必要なのはトップレベルの点取り屋

2019-20シーズンの後半戦は攻撃陣が大爆発し、最終的に来季チャンピオンズリーグ出場圏内である3位にまで順位を上昇させたマンチェスター・ユナイテッド。マーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャル、そしてメイソン・グリーンウッドの3トップは、相手にとってまさに“驚異”と言える存在だった。

一見、完成を見たかのようにも思える前線のユニット。しかし、2007年から2013年まで同クラブでアシスタントコーチを務めたレネ・ミューレンスティーン氏は、その中にも足りない要素があると主張する。同氏がマンUの前線に足りないと訴えるのは絶対的な9番タイプのストライカーだ。

「開幕を迎えるにあたって非常に重要なことは、ユナイテッドが新シーズンに良いスタートを切るべきということだ。彼らは常にトップを争い、競争を続けなければならない。そのために絶対にサインすべきなのがトップレベルのストライカーなんだ。私はそれがずっと必要だと言ってきた。可能性は低いかもしれないが、もしケインを獲得できたなら、彼らは来季のタイトルを争うことになるだろう」
英『talkSPORT』に対して、ミューレンスティーン氏はこのように自身の考えを熱弁している。やはり昨季終盤に素晴らしいコンビネーションを機能した3トップとはいえ、絶対的な柱となるストライカーが一人は必要なのだろうか。

マンUに提案される9番タイプのストライカー補強。アヤックスからオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークをを獲得し着々と陣容を整えつつある赤い悪魔だが、まだ戦力の増強は図るべきなのかもしれない。

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