[MIXゾーン]首位独走も…… 鬼木監督が描く理想の“フロンターレ像”にはまだ程遠い?

王座奪還を目指す川崎の指揮官、鬼木達監督 photo/Getty Images

チームはまだ発展途上。まだまだ下の方

川崎フロンターレは29日、明治安田生命J1リーグ第13節で清水エスパルスと対戦し、5-0の大勝を収めた。この結果、3試合ぶりの勝利を手にした川崎は、暫定ではあるものの再び2位(FC東京)との勝ち点差を「10」まで広げ、首位を独走している。

今季からフォーメーションを新たに、より攻撃的となる[4-3-3]で王座奪還を目指す川崎。リーグ戦再開後からリーグ記録となる10連勝を飾ったほか、14試合消化して41得点と圧巻の攻撃力を披露している。また、昨年ブレイクを果たしたMF田中碧につづき、今季もMF三笘薫やFW旗手怜央といった若手の台頭もあり、早くも手がつけられない状態となっているのだ。

長年積み上げてきたポゼッションサッカーに加え、ハイプレスからのカウンターや幅を使ったサイド攻撃、攻守の素早い切り替え、遅行と速攻の使い分けなど……。ここまでの結果を見ても、川崎の新スタイルの完成度はすでにかなりのものと言っていい気がするが、鬼木監督が描く理想の“フロンターレ像”にはまだ程遠いのかもしれない。

鬼木監督は試合後の記者会見で、清水戦を振り返りつつ、今後への考えや戦い方なども明かしている。

ーー清水戦を振り返って


久しぶりにホームに帰ってこられて、すごく嬉しく思います。そういう中でフレッシュなメンバーも多く出たが、前半から飛ばしていってくれたので、本当に良いゲームができたと思っています。また、久しぶりにケンゴ(中村憲剛)もピッチに立てました。10カ月ぶりぐらいですかね。ケンゴもそうですし、今まで出られなかった選手もチーム一丸となって戦えた一戦だと思うので、またこれを次につなげていきたいと思っています。

ーー 中村選手が昨年11月以来で1ゴール。この結果をどう見ているか


まずケンゴが登場できるような状況を、チームとして作り出したこと。それが素晴らしいと思いますし、みんなもそういう思いでやっていたと思う。本人もやっぱり入った時に、ファーストプレイでシュートを打てたりとか……。トレーニングのところから良い状態で来ていたので、そういうものがゴールというものにつながったと思いますし、やっぱり持っているんだなと思いました。

ーー3試合ぶりの勝利で再スタート。自分たちの連勝記録を塗り替えていくという意味で、今後へ向けての考えは?


当然、対戦相手の対策とか、いろいろやらなくてはいけないことというのは毎試合毎試合ありますけど、ただそれよりもやっぱり自分たちの力を全面に出していく。そういう姿を見せていきたいですし、本当にチームはまだ発展途上。まだまだ下の方なので、そこのところで少々色々あってもブレることなく、全員で勝つためにいろいろなことを話し合いながらやっていければなと思います。

ーーメンバーを変えた中での勝利。改めて勝つために見えたものはあったのか


総力戦というところで、改めて誰が出ても自分たちのやろうとしていることを体現してくれるなと思いました。また、コンディションというのは、すごく大事な一面があるなというのも感じさせてもらえました。あとはやっぱり、なんだかんだ気持ちの部分というのは、どのゲームもこれからも大事になってくると思います。今日出たメンバーもそうですし、前節、前々節と悔しい思いをした選手たちもいると思うので、とにかくここからまた全員で勝ち続けていこうという思いになりました。

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