“南野タイム”が始まった リヴァプール第4FWが決めた大きすぎる一撃

リヴァプールの南野 photo/Getty Images

アーセナル相手に貴重な一発

今季のリヴァプールにとってFW南野拓実とはどんな存在なのか。29日に行われたアーセナルとのコミュニティ・シールドでは、理想のシナリオを見ることが出来たのではないか。

アーセナルに1点のリードを許していたリヴァプールの指揮官ユルゲン・クロップは、59分に南野とナビ・ケイタを同時投入。攻撃にオプションを加えるべく動いたのだ。

このゲームではリアン・ブリュースターもベンチに入っていたが、前線真ん中を務められるベンチメンバーは南野とブリュースターくらいだった。
すると南野は期待に応え、73分にエリア内でこぼれたボールに右足で反応して得点をゲット。チームはPK戦の末に敗れたが、南野にとっては大きな意味を持つゲームとなった。

英『The Sun』も今夏の市場でリヴァプールが派手な動きを見せる素振りがないため、攻撃部門で南野が大きな役割を果たすかもしれないと更なる活躍を予感している。

モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの3トップで相手を崩し切れない時、ベンチから南野を送り出す。これが今季リヴァプールの攻撃パターンの1つとなるのだろう。

南野もリーグ開幕前にネットを揺らすことができ、大きな自信となったはず。同メディアも南野のゴールがウェンブリーにおいて最も励みになる側面だったと振り返っている。

アーセナル戦は南野を起用する鉄板パターンのような流れとなり、シーズンが始まれば同様のシチュエーションも出てくるだろう。

そこでアピールを続けることができれば、南野にもスタメン奪取の道が見えてくる。まだ最初の一歩ではあるものの、アーセナル相手のゴールが持つ意味は大きい。

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