仮にFWリオネル・メッシがバルセロナを退団するならば、マンチェスター・シティは理想の行き先となるだろう。
マンCを指揮しているのはジョゼップ・グアルディオラであり、メッシと最も信頼関係を築けている指揮官と言っていい。グアルディオラならばメッシの活かし方が分かるはずで、すぐにでもフィットできるかもしれない。
では、メッシが加わったマンCは無敵となるのだろうか。答えはNoだ。プレミアリーグの環境はリーガ・エスパニョーラとは違った厳しさがあり、メッシを加えても簡単にはいかないだろう。
英『sky Sports』によると、リヴァプールOBで解説者のジェイミー・キャラガー氏もメッシをプレミアリーグで見たいと歓迎している。しかし無敵になることはないと指摘もしており、そんなに甘くはいかないとの考えだ。
「彼をプレミアリーグで見たいね。彼のプレイを見て、マンデーナイトで分析したいよ。行き先がシティしかなくてもOKだ。私は受け入れる。実際にメッシのような選手が動くなら、獲得できるのは2、3クラブだろうからね。シティに彼が加われば強くなるだろう。だが、無敵とはならない。バルセロナはここ数年チャンピオンズリーグを獲得できてないしね。リヴァプールがチャンピオンズリーグで彼らを撃破したのも有名だし、他のチームにとって終わりという意味にはならない。ただメッシがプレミアリーグで見られて素晴らしいというだけだ」
リーガ・エスパニョーラの場合はバルセロナとレアル・マドリードの一騎打ちのようなところがあるが、プレミアリーグはもう少し優勝争いに絡んでくるチームが多い。メッシも新鮮な優勝争いを経験できるに違いない。プレミアのクラブもここぞとばかりにメッシ潰しへ動いてくるだろう。
プレミアのメッシも見てみたいが、そんな夢のシナリオは実現するか。
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