マンCには“世界レベル”のDFが必要だ CL制覇へ運命を分ける小さな差

敗戦にがっくりするガブリエウ・ジェズスとスターリング photo/Getty Images

小さな差を分けるは守備か

今季こそはと期待を集めるのだが、マンチェスター・シティはまだチャンピオンズリーグを制覇することが出来ずにいる。

ジョゼップ・グアルディオラ体制も4シーズン目を迎えているのに、この4シーズンでは1度もベスト4に進出できていない。サポーターもショックが大きいのではないか。

特に今季はベスト8でフランスのリヨンと対戦しており、実力的には明らかにマンCが上だった。ところが、結果は1-3でマンCの負け。ベスト4入りを確信していただけに、今季の敗退はショックが大きすぎる。
問題はどこにあるのか。チャンピオンズリーグ制覇を目標に掲げるならば、やはり守備の強度が1番の問題ではないだろうか。

英『Daily Mail』もマンCの来季予想スタメンの中で、センターバックにナポリDFカリドゥ・クリバリを入れている。それ以外に変更点はないのだが、センターバックのコンビはクリバリとアイメリック・ラポルテで構成すべきと主張しているのだ。

ラポルテの隣にワールドクラスのセンターバックを加えることが、チャンピオンズリーグ制覇へのカギとなるのかもしれない。センターフォワードも補強候補となっているようだが、それでもセンターバックの方が優先順位は上か。

英『TalkSport』によると、チームの攻撃をコントロールするMFケビン・デ・ブライネはリヨンに負けたあともチャンピオンズリーグ制覇への道が遠いとは思わないと発言していた。リヨン戦も小さな差が勝敗を分けることになり、アンラッキーだったとの考えもあるのだろう。

「遠く離れているとは思わない。このレベルになれば小さな差が違いとなる。僕たちはミスを犯し、リヨンは得点を挙げた。僕たちはチャンスを作ったけど、決められなかった。小さな差だよ。前半は僕たちの良いプレイができなかった。チャンスも不十分だったね。後半はより良くプレイし、多くのチャンスを作った。対して彼らは2つのチャンスで2点を奪った」

小さな差でゲームが動くのは事実だが、さすがに3シーズン連続でのベスト8敗退は悔しい。昨季のトッテナム戦も非常に僅差の戦いだったが、こうした僅差の戦いを制していかなければチャンピオンズリーグ制覇は見えてこない。

難しい展開でも泥臭く勝利を掴む強さが必要なのかもしれないが、そのためには守備の補強が最優先か。

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