メッシ史上最強論に欠ける“唯一”のもの 「彼がW杯制したら嬉しい」

アルゼンチン代表のメッシ photo/Getty Images

元ブラジル代表選手も望む最後のタイトル

バルセロナFWリオネル・メッシは誰もが認める天才であり、サッカー史上最強のプレイヤーとも言われる。

ただ、メッシ史上最強論は常に意見が割れる。原因はワールドカップを制覇した経験がないからだ。

ワールドカップを制覇しているディエゴ・マラドーナ氏やペレ氏と比較された時、メッシは唯一そこだけが弱点となる。

アルゼンチン『TyC Sports』によると、元ブラジル代表MFゼ・ロベルトはメッシがワールドカップを制覇する展開を望んでいる。疑いなく史上最強のプレイヤーと呼べるからだ。

「私はメッシがワールドカップを制したら嬉しいよ。なぜなら彼は自身を史上最高の選手と呼ぶことができるからね。ワールドカップだけが彼のキャリアで欠けているものだ。ペレ、マラドーナと並んでメッシは史上最高の選手の1人だね」

仮にメッシが2022年のワールドカップを制覇すれば、ペレ氏、マラドーナ氏らと肩を並べているようなところから一気にジャンプアップすることができるかもしれない。メッシこそ史上最強のプレイヤーとの意見に反対する人は少なくなるはずだ。

これはクリスティアーノ・ロナウドにも同じことが言えるかもしれない。ロナウドも欠けているのはワールドカップくらいだ。ワールドカップを制覇すれば、全てを手にしたことになる。

2022年大会が両者にとって最後のチャンスになる可能性が高いが、漫画のようなストーリーは実現するか。

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