現在のレアル・マドリードで話題を呼んでいるのが、優秀な若手選手たちだ。
特に今季はレンタル移籍していた選手たちが元気で、レアル・ソシエダMFマルティン・ウーデゴー、マジョルカMF久保建英、ドルトムントDFアクラフ・ハキミらが見事なパフォーマンスを披露した。
当然レンタル先で活躍した選手には、レアルへ戻る道が開けることになる。しかし、その道は驚くほどに狭く、ちょっとの活躍では認めてもらえない。
すでにハキミはインテルへ完全移籍することが決まり、レアルを離れることになった。
では、レアルのサポーターは他のレンタル組をどう見ているのか。スペイン『MARCA』がアンケートを取っているが、この結果がなかなかにシビアなのだ。
まずソシエダで活躍したウーデゴーについてだが、レアルへ呼び戻すべきと答えたサポーターは33%。
ソシエダにもう1年レンタルさせるべきの答えが最も多くて43%、チャンピオンズリーグ出場権を持つクラブへレンタル移籍させるべきが21%、売却すべきが3%の結果になっている。
あれほどの活躍を見せながら、ウーデゴーをレアルへ呼び戻すべきと答える人はあまり多くない。
アーセナルにレンタル移籍していたMFダニ・セバージョスも似たような形だ。
トップチームへ戻すべきと答えた人は30%のみで、売却すべきが最多で36%、もう1年アーセナルへレンタル移籍させるべきが34%の結果となっている。
当然久保にもまだ修行が必要との認識だ。久保に関しては、1部のチームへレンタル移籍させるべきが88%で圧倒的だ。レアルで見たいと答えた人は9%に留まる。
ウーデゴーやセバージョス級の活躍でも、レアルのサポーターが復帰を熱望する展開とはならないようだ。久保もレアルでポジションを掴むまでの道のりは険しいだろうが、この辛口なサポーターを納得させることはできるか。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/