今季バイエルン・ミュンヘンで華麗なる復活を遂げたベテランDFは、はたして来季どこでプレイしているのだろうか。現在、ジェローム・ボアテングの周囲には移籍の噂が絶えない。
昨季までの彼であれば、出場機会も限られていただけにここまでの噂になることもなかっただろう。しかし、今季途中に就任したハンジ・フリック監督の下でこの31歳は再び輝き始めた。それだけに、今の彼には複数ビッグクラブによる争奪戦となる可能性も浮上しているのだ。
現時点でボアテングの獲得に興味を示しているとされるのはパリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、ユヴェントスといったクラブ。そんな中、ボアテング本人が今夏における自身の去就について口を開いた。英『Daily Mail』が伝えている。
「プレミア行きの可能性についてNoとは言えないね。見るのも好きだし、なにより僕はあそこでプレイするのが好きだったんだ。ワールドクラスの選手たちと一緒にトレーニングできたことは、その後のプレイに大いに役立ったよ。次に何が起こるのかは誰にもわからない。そこでプレイしたくないなんて言えるわけないよ。プレミアは間違いなく僕のお気に入りにリーグの一つさ」
かつては1年間だけマンチェスター・シティに在籍し、プレミアでのプレイを経験しているボアテング。なかなか出場機会を得られなかっただけに苦い記憶かと思いきや、本人にとっては良い思い出となっているようだ。オファー次第ではプレミア行きの可能性も大いにありそうだ。
今季は最終ラインから必殺ロングフィードを供給することから、ブンデス公式に“最終ラインのクォーターバック”との異名も付けられたボアテング。今では全盛期ほどの力こそないかもしれないが、ピッチに立てばいまだに違いを生み出すベテランDF。イングランド再上陸の日は近いかもしれない。
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