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ビッグクラブよりも理想的? 若き爆速FWが目指す移籍先が少し意外|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

ビッグクラブよりも理想的? 若き爆速FWが目指す移籍先が少し意外

ヘントのデイビッド photo/Getty Images

マンUやインテルも興味とされるが

ベルギーで頭角を現した北米産のワンダーキッドは今夏どこへ向かうのか。今、一部で話題となっているホープがいる。ヘントに所属するカナダ代表FWジョナサン・デイビッドだ。

今季その圧倒的なスピードを武器にジュピラー・プロ・リーグを席巻したデイビッド。2019-20シーズンは公式戦40試合に出場し23ゴール10アシストの大活躍を披露している。まだ20歳と若いこともあり、現地ではマンチェスター・ユナイテッドやインテルが彼の動向を探っているとも。いずれにせよ、今夏のステップアップはほぼ確実と見られている逸であることに違いはない。

しかし、デイビッド本人にとってはそういったビッグクラブでさえ眼中にないのか。同選手は仏『L’Equipe』のインタビューにて自身が希望する移籍先を明かしているが、それはなんとも意外なクラブだ。
「僕はリールに行きたいんだ。今季はとても素晴らしいシーズンを過ごしたから、次のステップはリーグ・アンにしようと思っている。リールのプロジェクトはとても素晴らしいんだ。フランスの中でもかなり良いチームだよ」

「だけど、交渉は難航しそうだ。ヘントは僕に残ってほしいと言ってきているしね。さらに新型コロナウイルスの影響で、クラブは僕をかなり高い値段で売ろうとしている。それが交渉を複雑にしていて、全ての動きが鈍くなっているんだ。でも、僕はリーに興味がある。すでにフランス語の勉強もしているよ。地理的にもヘントに近いし、ピッチでのプレイに集中できる気がするね」

いきなりのビッグクラブ移籍より、まずリールという来季欧州コンペティション出場権を持ちつつもじっくりと選手を育成するクラブで評価を確立したい。そんな思いもあっての移籍希望か。少し意外な移籍願望を明かしたデイビッド。20歳が来季どこでプレイするかは大きな注目を集めることとなりそうだ。

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