現在のアーセナルでは若手の躍動が続いているが、全選手が満足しているわけではない。若手の中には出場機会が増えない現状を見て移籍を考慮する者もいるようだ。
英『The Athletic』によると、そんな現状に納得していない選手の1人が22歳のMFエインズリー・メイトランド・ナイルズだ。
メイトランド・ナイルズは定期的に出番を得ていたのだが、今年に入ってからはリーグ戦で68分間しかプレイしていない。それも中盤ではなく右サイドバックとしての起用が多く、ここも納得できないポイントなのかもしれない。より重要な役割でプレイしていくには、アーセナルを離れるのが最善の策との考えもあるようだ。
メイトランド・ナイルズは先日1-2で敗れたトッテナムとのダービーマッチでも出番がなく、同メディアによれば指揮官ミケル・アルテタからの信頼を感じていないという。イングランド国内だけでなく、ドイツからも視線が集まっているようで、ドルトムントFWジェイドン・サンチョのように同じイングランド人選手としてドイツで新たな一歩を踏み出すのも悪くない選択肢と言える。
2017年にはU-20イングランド代表の一員としてU-20ワールドカップを制するなど、メイトランド・ナイルズもイングランド新・黄金世代の1人と言っていい存在だ。しかしA代表に絡んでいくためには、所属クラブで出番を確保しておかなければならない。
アーセナルとの契約は2023年まで残っているが、8月に23歳の誕生日を迎えるメイトランド・ナイルズは将来について考え始めているのだろう。
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