2017年夏、6年間過ごしたアーセナルを離れ、国内のライバルとも言えるリヴァプールへの移籍を決断したプレイヤーがいる。
イングランド代表MFアレックス・オックスレイド・チェンバレンだ。
当時の段階では、この移籍が正解なのかは分からなかった。しかし結果を見れば、想像を超える大正解だったと言っていい。アーセナルでは届かなかったプレミアリーグ制覇、チャンピオンズリーグ制覇の両方を経験できたのだ。
英『Liverpool Echo』もチェンバレンの決断は正しかったと振り返っているが、チェンバレンも当時アーセナルを離れる決断はかなりタフなものだったと語っていた。
「最初に、アーセナルを離れる決断はタフなものだった。だけど、プレイする場所を考えた時にリヴァプールが唯一の選択肢だった。チームとクラブの環境が僕にピッタリだったんだ」
チェンバレンは指揮官がユルゲン・クロップだったことも決断を後押ししたと語っていた。リヴァプールへ移籍することでエキサイティングな未来が待っているのではないかと感じたようだ。その読みは正しかったことになる。
リヴァプールでも絶対的なスタメンというわけではないが、中盤とウイングの両方をこなせるチェンバレンも貴重なオプションだ。チェンバレン獲得へ動いたリヴァプールも、移籍を決意したチェンバレン本人も、互いに正しい決断を下したと言えよう。
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