ティモ・ヴェルナー、ハキム・ツィエクと、チェルシーのサポーターは来季より合流する新アタッカーたちを心待ちにしていることだろう。
しかし、エース候補は彼らだけではない。チームの主役になり得る逸材は他にもいる。
英『GIVE ME SPORT』が称えたのは、昨夏ドルトムントからやってきた21歳のFWクリスティアン・プリシッチだ。
プリシッチは今年に入ってから怪我もあり、思うようなキャリアは過ごせていないかもしれない。それでも好調時には圧巻のパフォーマンスを披露できる。2-1で勝利した25日のマンチェスター・シティ戦はそれを証明するゲームになったと言えよう。
プリシッチは36分に中盤でボールを拾うと、一気に加速してマンC守備陣を置き去りに。完璧な独走ゴールを決めてチームを勢いに乗せた。
同メディアはこのプレイから、エデン・アザールを連想させると称賛。移籍金5760万ポンドの価値を見せたと伝えている。
アザールもチェルシー時代にはこうした独走ゴールをいくつか決めていたが、プリシッチにも同じことをするだけの素質はある。何より、単純なスピードならばアザールを上回っている。
細かいテクニックや安定感ではアザールの方が上だろうが、プリシッチの推進力もかなりのものだ。同メディアはこのプリシッチの爆発的なスピードを活かせるスタイルでプレイすべきと指揮官フランク・ランパードにメッセージを送っているが、来季はどんなチームが完成するのか。
ヴェルナー、ツィエク、プリシッチのトリオはかなり強力だ。
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