アントニオ・コンテが作り上げるチームといえば手堅い守備が1つの武器だが、それがここ最近は崩れてきている。
コンテ率いるインテルは24日にサッスオーロと3-3で引き分け、このゲームではMFロベルト・ガリアルディーニが決定機を外してしまったシーンにも注目が集まった。あれを決めていればインテルが勝っていたかもしれない。
しかし、真の問題はそこにあらず。3点も奪ったのであれば、確実に勝ち点3を稼いでおかなければならないだろう。問題は崩壊した守備にある。
伊『Corriere dello Sport』も問題視しているが、インテルは2020年に入ってからクリーンシートを1度しか達成していない。
その流れがセリエA再開後のサッスオーロ戦でも続いてしまったのかもしれない。2-0で勝利した今年2月のウディネーゼ戦を最後に、インテルは5試合連続で失点中だ。
再開後のコッパ・イタリア準決勝2ndレグを含めるなら、インテルはそこでもナポリに失点を許している。
2020年に入ってからミラン、ラツィオ、ユヴェントスなど難敵と対戦していることもクリーンシートが減っている理由の1つだろう。
しかしウディネーゼ戦の前にもレッチェ、カリアリと格下相手に失点して引き分けている。コンテのチームとしては珍しく、守備が足を引っ張っているのだ。
優勝争いからは後退してしまったが、まずは守備の整備が先決だ。
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