ムバッペにも才能は負けていない マンUのエースは“世界最高級”も狙えるか

マンUのラッシュフォード photo/Getty Images

「彼らは間違いなく同じレベル」

現在のサッカー界で最高の若手ストライカーを一人選ぶとすれば誰になるか。おそらく、誰しもがパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペを選ぶことだろう。この21歳の実力は規格外だ。

しかし、古巣の現エースも才能の面では負けていないとマンチェスター・ユナイテッドOBのルイ・サハ氏は考えているようだ。同氏は赤い悪魔で10番を背負うイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードも、ムバッペと同等のポテンシャルを秘めた若手だと主張。その理由を『Compare.bet』に対して次のように語っている。

「キリアンとラッシュフォードはどちらも非常にスピードのある選手だ。それに2,3人のDFに囲まれている状況を打開できるテクニックを備えている。ポジションに関しても彼らはとても似ているところがあるね。この2人はワイドにプレイすることを好むが、トップの位置でも起用されることがある。キリアンの強みは常に直接的にゴールへ迫ること。彼は2度考えない。走りこんだら、チームメイトはパスを供給しなきゃね。とても速いんだ。だけど、それはラッシュフォードにも見られる特長だよ」

「クオリティに関して、彼らは間違いなく同じレベルにいると思う。ムバッペの方がより一貫性があることは事実だけれど、これまでのユナイテッドでラッシュフォードはリーダーであり続けなければならなかったんだ。そのせいで本当の自分を表現することが難しかった。その点、ムバッペはPSGで最高クラスの同僚たちとプレイしていたおかげで自信を深めている。そうした環境で様々なことに挑戦できたんだ。ラッシュフォードとの決定的な違いはこれかな」

サハ氏は自身がリーダーとしてプレイする重責を背負いながらも、ここまでの選手に成長したラッシュフォードを高く評価している。条件がムバッペと同じであったならば、今頃同等の評価を受けていたかもしれないとの考えだ。たしかにのびのびとプレイできる環境が与えられていたならば、ラッシュフォードの覚醒はもう少し早かったかもしれない。

とはいえ、そんな状況でもラッシュフォードは確実に結果を残せるストライカーへと成長している。現時点でムバッペには少しだけ差をつけられてしまったがまだ22歳。十分若いことに違いはなく、これからムバッペを追い抜いてくる可能性も大いにあるだろう。むしろ実力者が揃ってきたマンUでより伸びしろがあるのはラッシュフォードの方かもしれない。名実共にマンUのエースとなった男のさらなる飛躍に期待がかかる。

●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号を無料で公開中!

電子マガジン最新号は、「欧州サムライ伝説」第2章。2010年代に入り、多くの日本人選手が欧州へ羽ばたいた時代へ。香川真司、長友佑都、本田圭佑、岡崎慎司、長谷部誠ほか……。欧州で足跡を残したサムライたちの偉業を豊富な写真とともに振り返ります!

http://www.magazinegate.com/theworld/

記事一覧(新着順)

最新号を無料配信中!
電子マガジン「ザ・ワールド」
No.249 欧州蹴球10年の軌跡

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ