近年、プレミアリーグのタイトルレースを引っ張っているのはマンチェスター・シティとリヴァプールの2クラブだ。昨季激しい優勝争いを繰り広げた両クラブ。今季はリヴァプールが独走体制を築き上げているが、彼らが現プレミア2強であることは誰に訊いても認めるとこだろう。
しかし、来季はそんな“2強”に勝負を挑むことができるクラブが出現するかもしれない。そう主張するのは元イングランド代表MFショーン・ライト・フィリップス氏だ。英『talkSPORT』によると、同氏はフランク・ランパード監督率いるチェルシーこそが、来季プレミアのタイトルレースを熱くさせると主張している。
「私はランパードが非常によくやっていると思うよ。本当に素晴らしい仕事をしている。チェルシーは前線が特に優秀で、選択肢も多い。来季はそこの(ハキム・)ツィエクを加わるし、彼らのフロントスリーは非常に強力なように見えるね。成熟したタレントと若い力がうまく融合しているし、あの陣容で失敗するのは困難なように思える。来季は優勝も目指せるかって? そうだね。移籍市場で望んだ通りの選手を補強できるのなら、個人的には100%優勝できると思うよ。ここのところ頭ひとつ抜けているシティやリヴァプールにも挑戦できるはずさ」
今季有望な若手が多数頭角を現し、新シーズンからはアヤックスから実力者のハキム・ツィエクが合流するチェルシー。さらに先日は現地メディアによって、RBライプツィヒに所属するFWティモ・ヴェルナーの獲得が濃厚とも伝えられた。ランパード監督が理想とするスカッドの完成は近づいており、ライト・フィリップスが期待を寄せるのも無理はないだろう。
はたして来季のチェルシーはその期待通り、2016-17シーズン以来となるプレミア優勝を成し遂げることができるのだろうか。ブルーズの“逆襲劇”が始まる予感だ。
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