この選手ほど「超早熟タイプ」のイメージが合う人も珍しいかもしれない。
18歳からミランでプレイし、甘いマスクとともに高い人気を誇っていたFWアレシャンドレ・パトだ。
インテルナシオナルでプレイしていた際に日本で行われたクラブワールドカップに出場し、肩でのドリブルを披露するなど大ブレイク。そこでの活躍もあってミランへ移籍し、数年後のスーパースター候補として大きな注目を集めることになった。
しかし、パトのキャリアは大混乱。怪我にも苦しみ、今やパトがどこでプレイしているのか知っている人はあまり多くないかもしれない。ミランを離れてからはコロコロとチームを変えるキャリアとなったからだ。
ブラジルにてコリンチャンス、サンパウロでプレイした後にはチェルシー、ビジャレアルと欧州に戻り、今度はそこから中国の天津天海へ。そして2019年からは再びブラジルに戻ってサンパウロでプレイしている。
ミランでデビューした日から12年。ワンダーボーイだったパトもすっかり大人な30歳となった。SNSでは最近の様子を紹介してくれているのだが、その姿は大きく変わった。
体はかなり大きくなっており、筋力トレーニングを続けてきた影響なのだろう。またSNS上では、サッカーファンから「髭を剃ってくれ」とのリクエストが続々と出ている。デビュー当初は甘いマスクの青年といったイメージだったが、それが今ではガラリと変わってしまっている。髭を生やした姿が似合っていないと感じているサッカーファンも多いようだ。
30歳を迎えたパトのキャリアがこうした形になっているとは予想外だったか。
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