若手有望株から経験豊富な実力者まで、近年積極的に補強を行ってきたインテル。今夏の移籍市場でも獲得候補に多くの選手の名前が挙がっており、その動向に注目が集まっている。新型コロナウイルスによるリーグ戦の中断や日程の遅れの影響もあり、今夏の補強は決して簡単には行かなそうだが、どんな選手を獲得していくのか。
伊『Gazzetta dello Sport』などによると、インテルと同クラブの指揮官のアントニオ・コンテは、イタリア代表の将来を担うと期待のMF3選手による“夢の若手中盤トリオ”結成を企んでいるようだ。昨夏の移籍市場でサッスオーロから24歳のMFステファノ・センシを、カリアリから23歳のMFニコロ・バレッラをレンタルで獲得。ともに買取オプションが契約内容に組み込まれており、すでに後者は完全移籍が決定的となり(買取義務のため)、前者に関してもオプションを行使するのではないかと噂されている。
そしてセンシとバレッラに続いて、インテルは今夏にサンドロ・トナーリの獲得を最優先事項とする模様。ブレシアでプレイするこの20歳のMFには、移籍金5000万ユーロが設定されていたようだが、今回のリーグ中断などの影響によりインテルが当初提示していた移籍金4000万ユーロまで値下がった。加えて、マウロ・イカルディのパリ・サンジェルマンへの移籍が正式決定したため、資金調達が可能なことも本腰を入れる要因となっているようだ。
なお、インテルの他にもユヴェントスやミラン、マンチェスター・ユナイテッド、バルセロナなどもトナーリの獲得に興味を示しているとされる。はたして、インテルはこの激しい争奪戦に勝利し、“夢の若手中盤トリオ”を結成することができるのだろうか。
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