2022年に“New銀河系軍団”へ 気になるベテラン選手たちとの契約

レアルのマルセロ photo/Getty Images

世代交代の時が迫る

チャンピオンズリーグ3連覇を果たすなど一時代を築いたレアル・マドリードにも、変化の時が近づいている。

すでに世代交代へ向けた動きも始まりつつあるが、スペイン『as』が本格的に変化すると考えているのが2022年だ。

今のところDFダニエル・カルバハル、ナチョ・フェルナンデス、マルセロ、MFイスコ、FWガレス・ベイル、カリム・ベンゼマの契約が2022年までとなっており、このあたりでレアルに大きな動きがあると予想されているのだ。
28歳の右サイドバック・カルバハルはまだまだトップクラスのプレイヤーだが、ドルトムントにレンタル移籍している快速サイドバックのアクラフ・ハキミが伸びている。2年後に世代交代が起きても不思議はない。

左サイドバックではすでに世代交代が起きており、マルセロに代わってフェルランド・メンディが立場を固めつつある。2022年までには完全なる世代交代が実現している可能性が高い。

センターバックでは昨夏に獲得したブラジル代表DFエデル・ミリトンの成長が期待されており、ナチョは構想から外れるだろう。ラファエル・ヴァランも契約は2022年までだが、27歳のヴァランはまだまだ戦力にカウントできる。

同メディアは2年後に36歳を迎えるセルヒオ・ラモスの後継者としてミリトンに期待をかけている。レアルを引っ張ってきたラモスも、2022年までには状況が変わっているかもしれない。

中盤ではレアル・ソシエダにレンタル移籍しているマルティン・ウーデゴーが伸びており、もちろんマジョルカにレンタル移籍している日本代表MF久保建英の成長にも期待がかかる。イスコは指揮官ジネディーヌ・ジダンお気に入りのプレイヤーだが、2022年までその地位を守っているかは微妙なところだろう。

ルカ・モドリッチも34歳、トニ・クロースも30歳となっているため、2022年までに中盤の構成も変化していくはずだ。

最後に前線だが、さすがのベンゼマも2年後には34歳。ベイルの立ち位置はすでに怪しいものとなっているため、2年後にはついにBBC完全解体という形になるか。

レアルが狙うはパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペ、ドルトムントFWアーリング・ハーランドの2人で、ムバッペもパリとの契約は2022年までとなっている。動くならそのあたりだろう。

果たして2022年のレアルはどのような形となっているのか。新たなる銀河系軍団誕生となるのか楽しみだ。

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