総額4億8200万ユーロのピース探し バルサの噛み合わぬ“第3FW”補強

グリーズマンも苦戦気味 photo/Getty Images

スアレス&メッシと呼吸合う選手見つからない

ルイス・スアレス&リオネル・メッシとの相性も良く、なおかつゴールも量産できる。バルセロナのアタッカーに求められるミッションはなかなかに過酷だ。

バルセロナはネイマールが退団してから新アタッカーを次々と獲得してきたが、ほとんどが期待はずれだ。

スペイン『MARCA』は、新アタッカー探しに費やしてきた金額が驚異の4億8200万ユーロに達すると取り上げている。
2016年より合流したMFアルダ・トゥランに始まり、フィリペ・コウチーニョ、ウスマン・デンベレ、パコ・アルカセル、昨夏アトレティコ・マドリードから獲得したアントワーヌ・グリーズマンなど大物プレイヤーも数多い。

コウチーニョも上手くいかず photo/Getty Images

同メディアはマウコム、ジェラール・デウロフェウ、マーティン・ブライトバイテまでこのリストに含めているが、彼らも本領を発揮できたわけではない。スアレスとメッシと合わせるのは難しいのか、ほとんどのアタッカーが実力を発揮できないままクラブを去っている。

そして次なるターゲットとなっているのが、インテルFWラウタロ・マルティネスだ。

マルティネスの場合はスアレスの後継者候補でもあるのだが、いずれにしても近年アタッカーの補強で失敗続きなバルセロナがマルティネスの能力を100%引き出せるのか疑わしいところもある。

コウチーニョ、デンベレ、グリーズマンと同じく、マルティネス獲得にも1億ユーロ以上の移籍金が必要になると見られており、バルセロナとしてはこれ以上の失敗は避けたい。

ネイマールが去って以降、バルセロナが得点部分の多くをスアレス&メッシに依存してきたのは事実だ。その状況を変えて2人の負担を軽減したいところなのだが、バルセロナは今度こそ当たりを引くことができるだろうか。

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