バイエルン、ブンデス8連覇にむけ一抹の不安 独紙が挙げた“弱点”は

バイエルンはフランクフルト戦で浮き彫りとなった課題を克服できるか photo/Getty Images 

フランクフルト戦で弱点露呈

今季のブンデスリーガ27試合消化時点で、首位をひた走るバイエルン・ミュンヘン。同クラブは現地時間26日に予定されている同リーグ第28節で、2位のドルトムントと対戦する。

この首位攻防戦に勝利すれば2位ドルトムントとの勝ち点差が“7”となり、ブンデスリーガ8連覇を大きく手繰り寄せることができるバイエルンだが、独『Bild』は首位チームに見過ごせない弱点があると分析。同メディアはバイエルン守備陣のなかでダビド・アラバ(180cm)、アルフォンソ・デイビス(181cm)、ジョシュア・キミッヒ(176cm)の身長が比較的低いことや、ドルトムントのDFマッツ・フンメルス(191cm)、MFエムレ・チャン(186cm)、同じくMFのアクセル・ヴィツェル(188cm)、及びFWアーリング・ハーランド(194cm)がバイエルンの守備陣と比べ高身長であることを引き合いに出し、大一番で首位チームがセットプレイの守備に苦労するであろうと指摘している。

今月23日に行われたブンデスリーガ第27節でも、フランクフルトの長身DFマルティン・ヒンテレッガーに2ゴールを奪われたバイエルン。この2失点はいずれも相手のコーナーキックからであり、特に2失点目の場面ではヒンテレッガーの高い跳躍にバイエルンの面々が太刀打ちできなかった。26日の大一番を前に思わぬ課題が浮き彫りとなったバイエルンだが、彼らがどこまでセットプレイの守備を改善できるかが、今回の首位攻防戦や2019-2020シーズンのブンデスリーガ終盤戦の見どころのひとつと言えそうだ。

【バイエルンvsフランクフルト、試合ハイライト】

参照元:youtube



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