これでチェルシーの左SB問題は解決か 狙う“恐怖の左足”を持つ男

ポルトで躍動するA・テレス photo/Getty Images

かつて長友と定位置争い繰り広げたレフティー

2019-20シーズン、チェルシーのフランク・ランパード監督は左サイドバックの人選にかなり悩まされている。指揮官はエメルソン ・パルミエリやマルコス・アロンソらのパフォーマンスに満足していないとされ、今日まで同ポジションを固定できていない。リーグ戦中断前には、それまで右サイドバックを務めていたセサル・アスピリクエタを再び左サイドに回す試合も散見された。

それなりの選手を置くことはできるが、完全に固定できるレベルや境遇の選手はいない。これがチェルシーにおける左SBの現状と言えるだろう。では、来季は誰にこのポジションを任せるべきか。そんな中で補強候補に挙がっている選手がポルトガルにいる。

それはポルトに所属するブラジル代表DFアレックス・テレスだ。インテル在籍時に日本代表DF長友佑都とポジション争いを繰り広げた同選手を覚えている人も多いだろう。ネッラズーリでは最終的に長友にポジションを奪い返されてしまったが、現在の彼はその後移籍したポルトで躍動している。2016-17シーズンには加入初年度ながら、DFとしてリーグトップとなる8アシストを記録。プレイスキックも魅力的で、“恐怖の左足”を持つ彼が加入となればチェルシーの攻撃に厚みをもたらしてくれるはずだ。
英『football.london』によると、移籍金は2500万ユーロ(約29億6000万円)と比較的安価。チェルシーにとってはうってつけの存在と言えるだろう。本人も今季終了後のステップアップを希望しているとされるA・テレス。彼には今季限りで契約満了を迎えるDFレイヴァン・クルザワの代役を探すパリ・サンジェルマンも関心を示しているとされるが、果たしてどうなるか。チェルシーとしてはなんとしてでも確保したい人材だ。

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