欧州最高の“育成軍団”!? 67%をアカデミー出身で構成するダークホース

AZのボアドゥ photo/Getty Images

アヤックス、PSVを追い詰める大躍進

名門アヤックス、PSVの2強状態が続いていたオランダ・エールディヴィジにおいて、今季彼らを追い詰める大躍進を果たしたのがAZだった。

今季のAZは25試合を消化した段階で勝ち点56を稼ぎ、首位アヤックスと勝ち点で並んでいたのだ。新型コロナウイルスの影響でリーグ戦は中止となったが、最後まで開催できていれば優勝もあり得たかもしれない。

いかにしてAZは強くなったのか。答えはずばり、若手の育成だ。『sky SPORTS』が注目しているが、AZの主要メンバーの大半はクラブの下部組織で育ってきた選手たちで構成されている。

しかもまだ全体的に若く、チームの主将を務めるのは22歳のDFトゥーン・コープマイネルス。チームトップとなるリーグ戦14得点を挙げた19歳FWマイロン・ボアドゥ、チームトップとなるリーグ戦8アシストを記録した21歳のFWケルヴィン・ステングス。この3人も全員クラブの下部組織出身者だ。

ボアドゥ、ステングスは欧州五大リーグからの関心を集める逸材へと成長しており、ステップアップの時もそう遠くはないだろう。今季で評価は急上昇だ。

さらに左サイドバックの20歳DFオーウェン・ワインダル、23歳MFトーマス・ウーアイアン、今季は将来が楽しみな18歳MFケンゾ・ゴウズマンも下部組織から出てきた。彼らが今季の成功の理由なのだ。

2015年よりアカデミー・ディレクターを務めるポール・ブランデンバーグは、チームの大半を下部組織出身者が占める現状に満足している。その実績が現在アカデミーで技を磨く青年たちを刺激することになり、成功への意欲を掻き立てるからだ。

「我々のトップチームは67%がアカデミー出身者で構成されていて、そのうち6〜7名はスタメンだ。これは良いことであり、大きな才能を持つ者がプレイするのが我々のビジョンでもある。全てのアカデミー所属プレイヤーに道があり、それは過去の我々の結果を見れば分かる」

アヤックス、PSVも若手育成を得意とするクラブで、タレントを育てて高値で売却するモデルは同じだ。彼らに対抗するためには、よりハイレベルなタレントを育てていくしかない。

今季はその育成がヒットしたことになるが、新シーズンもこれを続けられるのか。同メディアはアカデミー出身者が多いことから、AZのことを「欧州最高のアカデミーか?」と注目している。今後も目が離せないチームの1つだ。

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