C・ロナウドはFKの“ルーティン”やめるべき!? 迷える右足にまさかの提案

ロナウドお決まりの仁王立ち photo/Getty Images

年々精度が落ちている

ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドに続いているミステリーの1つが、なぜ昔のようにフリーキックが決まらないのかというものだ。

マンチェスター・ユナイテッド時代より強烈な無回転フリーキックはロナウドの必殺技となっていたのだが、ある時期から突然決まらなくなってしまった。2018ロシアワールドカップのスペイン戦、昨年のネーションズリーグ準決勝・スイス戦など、代表戦では重要なフリーキックもいくつか決めている。それでも、決まるペースはかなり落ちてきている。1年に1本決まれば良い方だろう。

英『GIVE ME SPORT』はなぜ決まらなくなったのか科学的な側面からも検証しているが、1つ意外な提案をしている。それはロナウドが常に続けているルーティンを1度やめたらどうかというもの。
ロナウドはボールをセットすると大股で5歩程度下がり、仁王立ちから大きく息を吐き、そこからフリーキックへと入っていく。これはロナウドお決まりのパターンなのだが、悪いイメージがついてきている場合は思い切ってルーティンを変えてみるのも手と提案されているのだ。

最近フリーキックが決まりにくくなったとロナウドが悩んでいるのであれば、お決まりのルーティンを継続することで心理的にネガティブな状態を作り上げてしまっている可能性がある。

他の解決策としては、無回転フリーキックへのこだわりを捨てることが挙げられている。ロナウドが蹴るのは常に強烈なシュートばかりだが、バルセロナFWリオネル・メッシが蹴るようなコース重視のシュートを取り入れてもいいのかもしれない。

さらには極論だが、いったんフリーキックをやめてみるなんて案まで出ている。もっともこれはロナウドが絶対に嫌がる解決策となるため、現段階では考えにくいか。

フォームなどに大きな変化は見られないため、なぜロナウドのフリーキックが決まらなくなったのか答えは謎のままとなっている。2014年以降のロナウドは計174本のフリーキックを蹴っているが、成功率は5%まで落ちている。ユヴェントスのサポーターもロナウドのフリーキックに期待できなくなっていることだろうが、答えは見つかるだろうか。

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