ペップの要求に何でも応えられる? マンCにとって理想のCBがいる

ボーンマスで絶対的な存在となっているアケ photo/Getty Images

オススメされたのはボーンマスDF

2019-20シーズンのマンチェスター・シティはセンターバックの人員不足に悩まされた。昨季まで長きにわたって主将を務めたヴァンサン・コンパニが退団したことにより、今季開幕をアイメリック・ラポルテ、ジョン・ストーンズ、ニコラス・オタメンディの3枚のみで迎えることとなった同クラブ。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「問題ない」としていたが、その心配は的中しシーズン序盤にラポルテが負傷すると枚数不足の影響が顕著に出た。

ストーンズとオタメンディが思うようなパフォーマンスを披露することができず、多くの試合をMFフェルナンジーニョのコンバートで乗り切る格好となってしまったマンC。ベテランMFも奮闘したのだが、やはりこの位置には本職の選手を据えたいところだろう。来季この苦い経験を繰り返さないためにも補強の必要はある。多くのマンCファンがそう思ったはずだ。

では、その候補としてはどんな選手が相応しいだろうか。グアルディオラ監督が理想とするビルドアップ能力に長けたセンターバック。なかなか条件に合致した選手はいないかもしれないが、英『Manchester Evening News』はプレミアリーグで赤丸急上昇中の25歳をオススメしている。
その選手とはボーンマスに所属するDFネイサン・アケだ。古巣のチェルシーでこそ真価を発揮しきれなかったものの、2017年夏に加入した新天地でその才能を開花させたアケ。なかでも最終ラインからのパス出しは絶妙で、ここぞのタイミングで味方に縦パスを供給する能力は一線級だ。守備面でもカウンターを食らった際に相手の背後からファウルなしでボールを奪う技術は高い。空中戦勝率も悪くないとあって、マンCにはまさにうってつけの存在と言えるだろう。同メディアもアケのこれらの能力を高く評価した上で、シチズンズに獲得を進言している。

グアルディオラ監督の要求に応えることのできるハイレベルなセンターバックであるアケ。古巣チェルシーが買い戻し条項を有しているとされるが、はたして25歳の去就は今後どうなるか。動向には注目だ。

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