チェルシーの新星SBが感じたワールドクラス 最も厄介だったFW“2名”とは

今季プレミア第12節でザハとマッチアップしたR・ジェイムズ photo/Getty Images

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1人は過去に“完封”した選手だが

ロシア・ワールドカップでも活躍したアトレティコ・マドリードDFキーラン・トリッピアーや順調にワールドクラスへの階段を昇っているリヴァプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルドなど、現在のイングランド代表には優れた右サイドバックが多く揃っている。

しかし、今季チェルシーで頭角を現したDFリース・ジェイムズの存在の見逃せない。まだ発展途上にある選手だが、彼は身体の強さやクロスの精度はすでにプレミアでも屈指のレベルにある。今後成長していけば、マンチェスター・ユナイテッドのアーロン・ワン・ビサカと共にイングランド代表右SBのレギュラーを脅かす存在となることだろう。

そんな逸材であるR・ジェイムズが英『Bleacher Report』に対して、これまで対峙した中で“最も厄介”だった選手を明かしている。新進気鋭のSBが挙げたのは世界トップクラスのウインガー2名だ。
「僕がこれまで対峙した中で最も対応が難しかったのはラヒーム・スターリングと(ウィルフリード・)ザハだよ。どちらも巧みでスピーディな選手だったね」

R・ジェイムズが厄介に感じたと語ったのは、マンチェスター・シティのスターリングとクリスタル・パレスのザハ。名前だけ聞けば納得の人選だが、少し気になるのはザハというチョイス。確かに素晴らしい選手ではあるのだが、R・ジェイムズは初のフル出場となった第12節でこの男をいきなり完封している。ほぼ何もさせなかった相手を選んでいるというのは少々意外だ。しかし、それだけ厄介に感じたからこそR・ジェイムズは最後まで集中を切らさなかったとも言えるか。

チェルシーで伸びる若き右SB。今後のキャリアでも彼はワールドクラスと呼ばれる選手たちと何度もマッチアップすることになるはず。そういったアタッカーとの対戦で経験を積み、数年後にR・ジェイムズはイングランド代表でも定位置を掴みたいところだ。

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