6000万ポンドの攻撃型サイドバックはどこへ行く マンCでの成績に疑問も

マンCのカンセロ photo/Getty Images

イタリア復帰案まで浮上

マンチェスター・シティを指揮するジョゼップ・グアルディオラは、就任からサイドバックの補強に多額の資金を投じてきた。

6000万ポンドもの移籍金で昨夏にユヴェントスから加えたポルトガル人DFジョアン・カンセロもその1人だ。攻撃性が高く、個の能力で仕掛けることができるカンセロはグアルディオラ好みのサイドバックと思われていた。

ところが、ライバルのカイル・ウォーカーがいたこともあってポジションを掴み切れていない。伊『Calciomercato』はグアルディオラがカンセロの働きに満足していないと伝えており、早くも今夏の移籍案が浮上しているのだ。
同メディアが伝えているのは、インテルDFミラン・シュクリニアルとのトレードだ。今季のマンCはアイメリック・ラポルテが負傷したところから最終ラインが崩壊し、新センターバック獲得が必要なのは明らか。インテルで3バックの一角を担うシュクリニアルはハイレベルなセンターバックだ。ヴァンサン・コンパニの後継者候補と考えることもできる。

仮に実現するならば、カンセロにとっては何とも忙しい話だ。カンセロは2017-18シーズンにバレンシアからレンタルの形でインテルに加わり、1シーズンだけプレイしていたことがある。

2018年夏にはユヴェントスへ完全移籍することになり、そして昨夏にマンCへ。今夏も移籍を選択することになれば、1シーズンごとにクラブを変える忙しいキャリアとなる。

25歳のカンセロは攻撃力が高く評価されているが、今夏も動くのか。今季ここまでのパフォーマンスには自身も納得していないはずだ。

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