ミュラー、ノイアーら強きバイエルン知る男たち 大復活のベテランに集まる視線

バイエルンのミュラー photo/Getty Images

再び重要な存在と証明

今季途中よりハンジ・フリック体制へと切り替えたバイエルンでは、長くチームを支えてきたベテラン選手たちが華麗なる復活を遂げた。

中でも1番の収穫はFWトーマス・ミュラーの復活で、ミュラーはフリック体制になってから得点とアシストを量産。今もチームに欠かせぬ人材であることを改めて証明した。

英『Daily Mail』によると、バイエルンのウリ・ヘーネス元会長も一部のベテラン選手たちと契約を延長する可能性があると口にしている。
その選手たちとはミュラー、GKマヌエル・ノイアー、MFチアゴ・アルカンタラ、ハビ・マルティネス、DFジェローム・ボアテング、ダビド・アラバだ。彼らは全員2021年夏までの契約となっており、ヘーネス元会長は「我々は4、5人の重要な選手たちとの契約が来年で満了となる。すでに交渉は起きていると分かっているし、全て上手くいくことを望んでいる」とコメントしている。

ミュラーはもちろんだが、チアゴも中盤をコントロールする存在として欠かせない。ノイアーについても、先日フリックは今も世界最高のGKだと強調していた。来季はシャルケからGKアレクサンダー・ニューベルが加わるが、ノイアーへの信頼は揺らいでいないのだろう。

アラバも今季はセンターバックとして活躍しており、相変わらずサッカーセンスは抜群だ。彼らは近年のバイエルンを象徴する存在であり、ドイツ支配の原動力だった。30代に突入している選手もいるが、重要性は今も変わっていない。

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