病気で引退よぎった過去を乗り越えCLでヒーローに 今を楽しむアタランタFW

バレンシア戦でMOMに輝いたイリチッチ photo/Getty Images

バレンシア戦で圧巻の4ゴール

アタランタは10日、チャンピオンズリーグ・ラウンド16の2ndレグでバレンシアとアウェイで対戦した。

前半に得た2つのPKを沈めて2-1でハーフタイムを迎えたが、後半に入ると51分、67分とゴールを奪われ、試合をひっくり返されてしまう。しかし、さすが今季セリエA最多得点を誇るアタランタといったところだろう。71分、82分と立て続けにゴールネットを揺らし、4-3の逆転勝利を収めた。この結果、1stレグでもの勝利を収めていたアタランタが2連勝を飾り(2戦合計スコア:8-4)、クラブ史上初のベスト8へコマを進めている。

そして、この試合でヒーローとなったのがアタランタの全得点を叩き出す4ゴールの大活躍を見せたスロベニア代表FWヨシップ・イリチッチ。2018年夏にリンパ節の感染症で引退の可能性もあった同選手だが、多くの困難を乗り越えて欧州最高峰のコンペティションで最高の輝きを放って見せたのだ。

そんなイリチッチは試合後、伊『sky sport』のインタビューで「歳を取るほど、プレイがどんどん良くなっているよ。僕は今楽しむことができている。これを続けていきたいね。僕らは本当にサッカをー楽しんでいるんだ。(無観客開催により)ファンのみんながいないのは残念だったけど、僕らは彼らを楽しませなければならない。ホームで勝利を祝福したいしね」と語った。

さらに「1stレグ(4-1)のあと、僕は『アタランタはもはやサプライズではない』と言った。僕たちは数年前から素晴らしいことをしてきたからね。目標は僕らがここにいるに値するチームであることを証明すること。このレベルに到達するのは簡単なことじゃないし、楽しんでいきたい。対戦するすべての敵と今日と同じように戦うことを目指している。今日はゴールすることができたけど、チームがなければ選手は何もできないので、チームの勝利が最も重要だよ」とも話している。

イリチッチはインタビューで終始「楽しい」や「楽しみたい」といった言葉を口にしていた。やはり苦しい過去があっただけに、一つ一つの試合、そしてプレイを楽しみながらピッチに立てているようだ。ベスト8以降も目が離せない選手である。

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