現在ドルトムントでは194cmのサイズを誇るFWアーリング・ハーランドが躍動しているが、ドルトムントはハーランドのような大型ストライカーを探し続けていた。
近年のドルトムントには高さとパワーで勝負できる純粋なセンターフォワードが不足しており、ロベルト・レヴァンドフスキが退団してからワールドクラスの大型ストライカーを見つけられなかったのだ。
ハーランドはその要求にピタリと合うことになり、ドルトムントの攻撃に幅が生まれることになった。しかし、ドルトムントは過去にも若き大型ストライカー獲得にチャレンジしたことがある。
2017年1月、スウェーデンのAIKソルナでプレイしていたスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクを獲得したのだ。イサクも190cmのサイズを誇っており、ズラタン・イブラヒモビッチ2世などと呼ばれてきたストライカーだ。
ところが、イサクはドルトムントで結果を残せなかった。オランダのヴィレムIIにレンタル移籍したあと、昨夏にレアル・ソシエダに完全移籍することとなった。ハーランドがブレイクしていることもあり、ドルトムントのサポーターはイサクのことを忘れているかもしれない。
スウェーデン『Sportbladet』によると、イサクもドルトムントに戻る考えはないと語る。
「僕に言えるのはドルトムントが過去であり、未来ではないということ。僕はここで上手くやっているし、戻ることは一切考えていないよ。今はソシエダに全集中しているのさ」
ドルトムントでは上手くいかなかったが、今季イサクはソシエダにてリーグ戦とスペイン国王杯の両方で7ゴールずつ挙げるなど好調だ。まだ20歳と若く、ハーランドのように大爆発することも不可能ではない。
ハーランドと同じ次世代の大型ストライカーとして、イサクのことも忘れてはならない。
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