コンテの今冬本命は「エリクセン」ではなかった? 元伊代表・先輩の見解

今冬にトッテナムからインテルへ移籍したエリクセン photo/Getty Images

「エリクセン」よりも「ビダル」

現役時代にナポリとユヴェントスで活躍し、セリエA通算出場数が「500」を誇るイタリアサッカー界のレジェンド、元同国代表DFチーロ・フェラーラ氏がインテルの今冬の補強について独自の見解を示した。

昨夏にアントニオ・コンテ監督を招聘し、今季飛躍を遂げているインテル。第24節終了時点で16勝6分2敗の勝ち点「54」となっており、首位ユヴェントスと勝ち点差「2」、2位ラツィオと同「1」と、激しいスクデット争いを繰り広げている。そして、10年ぶりのリーグ制覇へ向けて、インテルの本気度が見て取れたのが今冬の移籍市場だ。

昨夏にロメル・ルカクやアレクシス・サンチェス、ディエゴ・ゴディンなどを獲得し、積極補強を敢行したインテルだが、今冬にもアシュリー・ヤング、ビクター・モーゼス、クリスティアン・エリクセンといったすでに欧州にその名を轟かせている3名のビッグネームを補強して見せた。中でも、近年さまざまなビッグクラブが獲得を目指してきたエリクセンへかかる期待は大きいだろう。

実際にエリクセン本人もこれに応えようと、スタメンに名を連ねる機会はまだ多くないが、限られた時間の中で正確なキックなどを披露し、インテルで早くも違いを見せつけている。エリクセンの獲得を「正解」と結論づけるには時期尚早だが、「可能性を広げる補強」ということはできるのではないか。

インテルへの移籍が噂され、コンテとの再タッグが期待されたビダル photo/Getty Images

しかし、ユヴェントス時代に長きにわたり共にプレイし、イタリア代表の後輩であるコンテをよく知るフェラーラ氏は違った。伊『Tiki Taka』のインタビューで、移籍を実現させた「エリクセン」よりも、今季序盤からインテル行きの噂が絶えずも移籍が実現しなかった「ビダル」の獲得を同監督は望んでいたのではないかと主張。次のようなコメントを残している。

「エリクセンは戦術のメカニズムを理解し、慣れるまでに時間が必要だ。アシュリー・ヤングとビクター・モーゼスはウィングで、彼らがすべきことは上下することだけなので、すぐさまチームに入れることができたがね。インテルの中盤はすでに強力だ。必要なのは正しいバランスを保つこと。私が思うに、その点でコンテは1月にエリクセンよりもビダルと契約することを本当は望んでいたんじゃないかな」

今冬の本命が誰だったのか、真実はコンテ監督本人にしかわからないが、この闘将がエリクセンを今後どのように起用していくか見もの。獲得したからには、この名手を最大限に活かしたいところだ。

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