波に乗れぬレフティーはレアル“6番手MF”か 気になる先発8戦3敗の内容

レアルのハメス photo/Getty Images

黒星喫したゲーム全てに先発

チームの快調な連勝劇についていくことができない。レアル・マドリードのレフティーMFに嫌なイメージがついてしまっている。

レアルは6日にスペイン国王杯・準々決勝でレアル・ソシエダと対戦し、3-4で敗れた。スペイン『MARCA』が注目しているのは、このゲームに先発出場したMFハメス・ロドリゲスだ。

今季レアルはシーズンを通して3敗を喫しているのだが、実はその全てのゲームにハメスが先発している。敗北はハメス1人だけの責任ではないものの、今季のハメスは8試合しか先発出場がない。そのうち3つも敗れているのは少々気にかかる。
1つはチャンピオンズリーグ・グループステージ初戦でパリ・サンジェルマンに0-3と完敗したもの。2試合目はリーグ戦でマジョルカに0-1、そして今回のソシエダ戦が3敗目だ。

ハメスは定位置を確保できているわけではないため、こうしたカップ戦から指揮官ジネディーヌ・ジダンの信頼を掴んでいかなければならない。ソシエダ戦も重要なゲームだったはずだが、ハメスはインパクトを残せず前半だけで交代することになった。

ハメスは10月のガラタサライ戦から負傷離脱してしまい、その間にフェデリコ・バルベルデやイスコ、ルカ・モドリッチ、トニ・クロースらが調子を上げてきた。アンカーのカゼミロも健在のため、ハメスは中盤の6番手のような立ち位置となってしまっている。

今回もチャンスを活かすことはできず、スタメン奪取がさらに難しくなったか。

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