オバメヤンの相棒がたった“5ゴール” アーセナル守護神が求める得点力

アーセナルのラカゼット photo/Getty Images

引き分けを勝利に変えるには……

ミケル・アルテタ就任以降のアーセナルは、決して悪い状態にあるわけではない。しかし、スッキリしないのは確かだ。負けてはいないのだが、引き分けが多すぎる。2日のバーンリー戦もスコアレスドローで終えており、アルテタ就任以降はリーグ戦で1勝5分1敗だ。

英『The Sun』によると、GKベルント・レノは攻撃部分に問題があると指摘する。今回のバーンリー戦は無失点で終えており、レノは守備面が改善されてきたとの印象を抱いている。あとは豪華な前線が得点を決めるだけなのだが、なかなかネットを揺らすことができない。

「僕たちは毎試合チャンスを作っていると思う。それを活かさないといけない。より多くの得点が必要で、守備面は非常に上手くやっている。得点は奪えるはずだよ。それでも僕たちは正しい道にいる」
チームNo.1の点取り屋であるピエール・エメリク・オバメヤン、伸び盛りのガブリエウ・マルティネッリ、昨夏リールから加えたニコラ・ペペ、アルテタ就任以降お気に入りとなっているメスト・エジルなど前線のタレント力は豪華なだけに、もう少し得点数を増やしたい。

中でも同メディアは今季リーグ戦18試合で僅か5得点に留まっているFWアレクサンドル・ラカゼットを問題視している。リーグ戦で最後に得点を決めたのは昨年12月5日のブライトン戦となっており、オバメヤンの相棒が不調に陥っているのだ。

アルテタ就任以降は1-1のスコアで引き分けたゲームが3つ、スコアレスドローが1つとなっている。1-1の引き分け3試合も、相手はボーンマス、クリスタル・パレス、シェフィールド・ユナイテッドだ。シェフィールドを除けば下位のチームが相手で、本来であれば複数得点を奪って勝ち切りたい。

あと一歩で勝ち点3を掴めるはずなのだが、引き分けを勝ちに変えていくことはできるのか。現在10位のアーセナルがトップ4入りを目指すには、もう勝ち続けるしかない。

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