長くゴールを守ってきたGKマヌエル・ノイアーの後継者に誰を指名するのか。バイエルンは世代交代の時期を迎えており、3月で34歳となるノイアーの後継者探しにも注目が集まった。
そこでバイエルンが引き抜いたのは、シャルケで主将も務めていた23歳のアレクサンダー・ニューベルだ。ドイツの世代別代表でもプレイしてきた選手で、シャルケからバイエルンへ向かうケースはノイアーと全く同じだ。
ニューベルは来季よりバイエルンに合流する予定となっており、ひとまずはニューベルがノイアーの後継者候補に指名されたわけだ。シャルケとしては若き守護神を引き抜かれる格好となったわけだが、シャルケにはもう1人注目の若手GKがいる。
ニューベルより2歳下のマルクス・シューベルトだ。昨夏にディナモ・ドレスデンからシャルケに加わったシューベルトは、ニューベルが出場停止処分を受けていたリーグ戦直近4試合にフル出場。バイエルンには0-5と手痛くやられてしまったが、ブンデスリーガ1部で貴重な一歩を踏み出した。
ブンデスリーガ公式はシューベルトのパフォーマンスも称えており、後半戦の残り試合でニューベルかシューベルトのどちらを起用していくべきかまで議論している。
ニューベルが退団する来季にはシューベルトのチャンスが確実に増えてくるだろうが、ドイツからは次々と楽しみなGKが出てくる。ニューベルは2015年にパーダーボルンからシャルケに加わり、ちょうど5年となる2020年にバイエルン移籍を勝ち取った。
昨夏にシャルケへやってきたシューベルトも数年のうちにステップアップする可能性があり、ニューベル以降もシャルケのGKには要注目だ。
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