スペインの天才MFはどうなる アーセナルのテクニシャンがEUROに黄信号

アーセナルのセバージョス photo/Getty Images

前半戦とは状況がガラリと変わった

シーズン途中にウナイ・エメリからミケル・アルテタへと指揮官が交代したアーセナルでは、選手の起用法にも違いが出てきている。最も変わったのは、MFメスト・エジルだろう。

アルテタはエジルをチャンスメイカーとして信頼しており、就任当初からトップ下でチャンスを与えてきた。エジルもその期待に応えており、再びアーセナルの10番が輝きを放ち始めている。

その一方で、やや影が薄くなっているのがMFダニ・セバージョスだ。レアル・マドリードからレンタルで加わっているセバージョスは、今季開幕時からハイレベルなパフォーマンスを披露。アーセナルサポーターのハートを早い段階からキャッチしていた。
ところが11月に負傷離脱してしまい、復帰した今もポジションは奪い返せていない。アーセナルは27日にFA杯・4回戦でボーンマスと対戦しているが、アルテタはセバージョスではなくジョー・ウィロックを先発起用している。

英『Football London』は、現状のままではセバージョスのEURO2020行きが危ういと見ている。今季開幕当初のパフォーマンスからEURO2020でのスペイン代表入りも可能との声があったのだが、現状のままでは厳しいかもしれない。

レアル・マドリードのイスコが調子を上げてきていることもあり、この数ヶ月で状況は大きく変わってきている。アーセナルサポーターもセバージョスの才能は十分に理解しているだろうが、23歳のキャリアはどうなっていくのか。EURO2020はブレイクするチャンスでもあっただけに、逃すとなれば残念だ。

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